妻依存男性のブログ

30代会社員。妻・旅行・ゲーム・腕時計が好き

プレイヤーとマネージャー

プレイヤーとしては一流でも、マネージャーとしては二流以下と評される人がいます。仕事ができる分仕事ができない人の気持ちがわからないとか、自分が見て覚えてきた(きちんとした指導を受けてこなかった)ために教え方がわからない、という背景があるのかもしれません。

僕目線では、妻がまさにそのタイプの人です。妻自身は家事や育児を完璧にこなす一方、僕への指示出しや指導は一流に思えません。

まず、指示出しをあまりしません。仕事のできる人は、自分でやった方が早くできるので、他人に仕事を頼まないことが往々にしてあります。指示を出さないだけならいいのですが、妻の場合、本当はこうしてほしかったのにどうしてしていないの、と僕を責めることがあります。つまり、妻のしてほしいことを僕が察して、何も言わずとも行動しろということです。夫婦とはいえ他人ですので、すべてを察することは不可能だと、僕は思います。

妻の指導力について、その内容自体は普通レベル〜普通レベル以上の丁寧なものだと思いますが、気が短いことが難点です。妻の思い通りにできていないと、すぐに言葉や態度が不機嫌になります。今日、妻が縛っていたビニール袋を開けられないので開けてほしいと僕に渡してきました。中に赤ちゃんグッズが入っていてすぐに使いたい状況だったので、僕も急いで開けようとし、5秒ほどしてほどけかかったところ、イライラした妻が「もう破いていいから」と横から手を出してきました。ビニール袋の口がほどけたのと、側面が破けたのと、ほぼ同時でした。妻の気の短さに僕はただ唖然としてしまい、「嫌な気持ちにさせてごめんね」と言われても「うん」と生返事を返すことしかできませんでした。

僕自身、他人に指導する時間があったら自分でやった方が早いので、マネージメントの時間は他人や会社のためにはなるけど自分にとっては余計な時間と思うことがありました。しかし僕に部下がついてから、部下を指導して仕事を覚えてもらうと、以降は一言「やって」と頼むだけで実行してくれるようになりました。仕事のマネージメントを適切に行うことで、自分の時間を大きく節約できるというメリットを十分に理解しました。妻も赤ちゃんにいろいろなことを教えていく中で、変わっていくかもしれないなあと思っています。