今週の月曜日、2024年9月のKCカップが終了しました。僕は6月の大会と同様、シャドールで挑戦しました。結果は102位と悔しい結果でした。次回は100以内、ひいては10位以内を達成したいです。
今日はシャドールデッキと現在の環境デッキの相性を書いてみます。
以下、僕自身のデッキ構築および対戦経験を元にした相性考察ですので、他のシャドール使いの評価は違うかもしれないことを断っておきます。なお、ここで扱い環境デッキは9月のKCカップ2ndStageで僕が1回以上対戦したデッキということにします。また、()してあるデッキは対戦数が少なく、考察ができていないデッキになります。
相性考察まとめ
○有利: WW 青眼 (先史遺産)
○微有利: 閃刀姫 時花[ビシバールキン型] 破戒 不知火 RR (ファイアウォール) (竜騎士ガイア)
○五分: クロノダイバー サンアヴァロン 三幻魔 アンデシンクロ
○微不利: 光天使 ヴァレット
○不利: LL
○無理: シャーク
対戦数5回以上の環境デッキに関する考察
○微有利:
閃刀姫…「閃刀姫ーハヤテ」とスキルの相性が凄まじく、直接攻撃2発でデュエルを終わらせる決定力の高さを有する上、初期ライフポイント5500で防御力も高いです。ブン回った時は速攻でライフを刈り取られてしまいますが、基本的には「閃刀機関ーマルチロール」による相手のアドバンテージ稼ぎを妨害し「影依融合」でこちらのアドバンテージを稼ぐことで有利に立てます。
時花[ビシバールキン型]…先行時は「究極幻神アルティミトル•ビシバールキン」の効果でトークンによりフィールドを埋め、後攻時は3体シンクロで「氷結界の還零龍トリシューラ」で盤面を崩してきます。先行を取られたらそのトークンを利用して展開し、こちらの先行では必ず「影依の偽典」を用意しシンクロ召喚をされる前に「死の花ーネクロ•フルール」を除去しましょう。
破戒…破壊されても次々に後続が出てくるテーマなので、影依の偽典の効果で破壊せずに除去したり、ミドラーシュの効果で特殊召喚に制限をかけたりしましょう。ミドラーシュがフィールドにいる間にいかに相手の盤面を崩すか、を意識してプレイすることが大切です。
不知火…先行でも後攻でも影依の偽典を構えて、相手の特殊召喚に合わせてミドラーシュを融合召喚し、ターン中の特殊召喚を1回までに制限しましょう。これが刺さって勝利する試合が多かったので不知火は微有利に置いています。永続罠「不知火流 輪廻転生の陣」は「シャドール•ドラゴン」や「トロイメア•フェニックス」の効果を使って、可能な限りすぐに破壊します。
○微不利:
光天使…環境に1番多くいたデッキです。スキルの効果で素材を揃えて3体素材のランク4エクシーズを狙い、2体エクシーズの時でも「RUMーバリアンズ•フォース」から強力なカオスエクシーズモンスターを展開してきます。スキルにより2体の光天使を供給できるのでミドラーシュによる特殊召喚制限に影響されにくく、3体エクシーズモンスターがこちらの妨害を許さないので、受けるのが厳しい相手です。また、相手が先行を取ると70%くらいの割合で「深淵に潜むもの」が出てきて、こちらの墓地効果の発動を封じてくるのも厄介でした。
ヴァレット…こちらが先行を取って盤面を構えることができれば有利を取れますが、相手が先行の時は、エクストラデッキのモンスターが特殊召喚されるのがこちらのバトルフェイズ以降なので「影依融合」でアドバンテージを稼げない上に、破壊しても後続が出てくるヴァレットモンスターを盤面に置いていることが多いので崩しにくいです。お互いの初動の安定感を考慮し、微不利に置いています。
○不利:
LL…個人的に苦手なデッキでした。他の一般的なデッキ同様、モンスターの複数除去をバトルフェイズの戦闘破壊に頼っているシャドールにとって、「LLーアセンブリー•ナイチンゲール」の戦闘•効果破壊耐性付与が厳しく、加えて相手はこちらの罠による妨害を踏み越えてくるだけの展開力を有しています。
○無理
シャーク…戦闘•効果破壊されない効果を持った深淵に潜むものが高確率で成立するので、悪夢以外の何物でもありません。相手が手札事故を起こしていない限り先行を許したら負け、こちらの先行でもミドラーシュを突破された時点で負け、です。ダントツで1番対戦したくないデッキですが、対戦数がそこまで多くなかったのは救いでした。
今回のKCカップ、デッキ枚数の多いシャドールで良い結果を残していた方がいました。僕もその構築の使用感を確認してみようと思います。次回のKCカップも、相変わらずシャドールを使ってそうな気がするので…今のうちから、いろいろ試せることを試しておきたいです。