4月のKCカップの結果は391位でした!
もっとデュエル数を増やせていれば100位以内に入れたのになー…と言いたいところですが、集中力をキープした状態でデュエルし続けるのはなかなかに大変で、プライベートを犠牲にして頑張っても200位以内が僕の限界ではないかなと思っています。ただ、プレイングミスやタイムアウトによる負けも片手で数えられないくらいあったので、優れたデュエリストならこのデッキで100位以内を実現できたかもしれません。
さて、解説の続きです。
採用カード:シャドール関連カード
- 影依融合→スキルで3枚
普通に使うとシャドールモンスター専用の融合魔法ですが、相手フィールドにエクストラデッキから特殊されたモンスターがいる場合は、デッキから融合素材を選ぶことができます。
スキルによりデッキに入るため枚数調整のできないカードですが、エクストラデッキを多用するデッキの多い現環境であれば3積み上等です。儀式テーマ等、エクストラデッキに頼らないデッキが台頭している環境では、おとなしくシャドール以外のデッキを使う方が賢明でしょう。
- 神の写し身との接触1枚
速攻魔法であることが最大の特徴である、シャドール専用の融合魔法です。
バトルフェイズの追撃や相手ターンの融合召喚で妨害に使用できます。このカード自体はアドバンテージを得られるカードではないため、1枚の採用です。
- 影依の偽典→スキルで1枚
フィールドと墓地のカードでシャドールモンスターを融合召喚できる永続罠カードです。シャドール融合モンスターを出すついでに、対応する属性の相手モンスターを墓地送りにすることができます。
OCGでもシャドールデッキを支える最強の融合罠カードです。永続罠なのでフィールドに残り続けて相手ターンにも融合召喚でき、墓地のカードを活用できるのでターンをまたいで融合し続けてもリソース切れにもなりにくいです。唯一の弱点である直接攻撃できない制約は忘れないようにしましょう。
- 影光の聖選士1枚
フィールドで発動すると墓地のシャドールモンスターを蘇生し、墓地で効果を使うと自分のモンスターを表側または裏側守備表示にできる罠カードです。
持久戦になりそうな時はシャドール融合モンスターでサルベージして使い回しますが、多くのデュエルでは墓地効果を利用します。シャドール下級モンスターのリバース効果を使ったり、「大捕り物」で相手から奪った大型モンスターを裏側守備表示にして攻撃できるようにしたりと、その用途は様々です。
- 堕ち影の蠢き2枚(3枚)
デッキから好きなシャドールカードを墓地に送れて、同時に裏側守備表示のシャドールモンスターをリバースさせることができる罠カードです。
重ねて引いても強いので複数枚採用しています。「シャドールドラゴン」を3枚入れていた時は、相手の魔法•罠をガンガン叩き割るために3積みしていました。もし「シャドール」と名前についていてサーチやサルベージができていたら、ヤバいカードでしたね。
採用カード:その他7枚
- エフェクトヴェーラー1枚(2枚)
「エルシャドールネフィリム」の融合素材になれる光属性の手札誘発カードとして採用。罠中心のデッキなので、シャドールモンスターや罠カードを引く確率を高めにしたくて、後述する「結晶の大賢者サンドリヨン」と合わせて2枚に抑えました。
- 結晶の大賢者サンドリヨン1枚(0枚)
最初は採用していませんでしたが、初手で融合召喚できる確率が低すぎて動けないデュエルが多かったため、「聖なる法典」とセットで採用。
- 時械神メタイオン1枚(0枚)
言わずとしれた(?)ZONEのエースカードの1枚。炎属性のシャドール融合モンスターをデッキ融合で出したくて、炎属性モンスターとして採用しました。召喚権の余りがちなこのデッキでは普通に召喚することもあり、数回活躍してくれました。
戦闘および効果で破壊されず、戦闘ダメージを受けません。戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に自身以外のフィールドのモンスターをすべて手札に戻します。自分のスタンバイフェイズになるとデッキに帰りますが、それまでには除去されるか融合素材になっていることがほとんどでした。
- 超融合1枚
フィールドのモンスターで融合召喚できる、チェーン不可の速攻魔法です。手札コストが痛いですが、除去と展開を兼ね備えた強力なカードです。
- 聖なる法典1枚(0枚)
融合素材に魔法使い族を要求する融合魔法です。サンドリヨンのサーチ先ですが、素引きしても普通に使えて困らないカードでした。
- 大捕り物2枚
説明不要の強カード。このデッキでは奪ったモンスターを融合素材にすることもありました。
採用カード:エクストラデッキ9枚
- エルシャドールネフィリム3枚
デッキのメインエンジン。特殊召喚成功時にデッキのシャドールカードを墓地へ送る効果を持っていうる上に、最も打点が高く、特殊召喚モンスターを一方的に効果破壊できるため、戦闘面でも主軸となり、このカードを早く召喚することが勝利のカギ。3積みカードですが、特に光属性デッキとの対戦では、4回目の召喚をするためにスキルでデッキに戻すこともありました。
- エルシャドールミドラーシュ→スキルで1枚
シャドールを組む理由、モチベーションになるカード。ターン中の特殊召喚を1回に限定する(陰湿な)永続効果を持ち、2200打点と相手の効果で破壊されないためそれなりに場持ちが良いです。このカードはデッキに1枚しか入らないので、多くの場合スキルでデッキに戻し再利用するのはこのカードです。
相手モンスターの特殊召喚に合わせて召喚することで、その後の特殊召喚を封じるプレイングが強力ですが、相手モンスターが特殊召喚されたターンに効果を無効にできる「朔夜しぐれ」に効果を無効にされ可能性があるので、前のターンに出して制圧効果を効かせておくプレイングも必要です。
- エルシャドールエグリスタ2枚(1枚)
ネフィリムと違ってアドが取れず、ミドラーシュのような汎用性の高い制圧効果もないため、融合召喚の優先順位は低いですが、デッキ融合で打点追加要員として出したり、超融合して相手の炎属性モンスターを除去しながら出したりします。チェーンを組まない特殊召喚を無効にする効果は強いですが、コストとなるシャドールカードを手札に確保しておくプレイングが必要です。
元々は1枚採用でしたが、バトルフェイズ中の速攻魔法による融合で追撃する、影依の偽典で墓地のエグリスタを除外し2体目を召喚する目的で、2枚採用に変更しました。
- グラビティコントローラー1枚
ネフィリム等の融合シャドールを墓地へ送ってシャドール魔法•罠を回収させるために、必須のリンク1モンスターです。攻撃する際に自身と相手のエクストラデッキのモンスターをバウンスする効果も有用です。
- 聖魔の乙女アルテミス1枚
魔法使い族モンスターを光属性に変えるために必須のリンク1モンスターです。
- トロイメアフェニックス1枚
相手の魔法•罠を破壊したり、大捕り物で奪ったモンスターや融合シャドールを素材にしたり、汎用性の高いリンク2モンスターです。