妻依存男性のブログ

30代会社員。妻・旅行・ゲーム・腕時計が好き

7つの習慣

僕が社会人になって読んだ本の中で1番オススメしたい本は「7つの習慣」です。社会人になって2,3年目くらいで購入し、その時から実践しようと意識しています。今でもたまーに読み返して復習することがあるほどです。まだまだ未熟な僕が7つの習慣の中身を紹介するのもおこがましいですが、ここでは第1の習慣の話をします。

第1の習慣は「主体的であれ」です。自分で考え、自分で判断し、自分で行動せよ…自分の感情や行動は他人に委ねず、自分で決めよ、という教示です。

例えば、職場で上司から(客観的に見ても)理不尽に怒られたとして、怒られたことを不満に思ったり上司にイライラしたりするかもしれません。イライラしてしまった場合、イライラした原因は上司ではなく、自分自身にあります。自分以外のものが絡む事象(上司から理不尽に怒られること)はコントロールできなくても、自分の感情や行動(イライラすること)はコントロールできると捉えるのです。上司は理不尽に怒ることができても、僕の感情を操ることはできません。

どんなに嫌なことがあっても、それを引きずっていたらそれは自分のせいだし、嫌な気持ちで過ごしている時間がもったいない…嫌な気持ちをいつまでも他人のせいだと考え続けるのは、自分のことを自分で決定できる権利を放棄しているのだ…そう気付かされてから、少し人生が変わりました。怒られても、失敗しても、暴言を吐かれても、その瞬間は嫌な気持ちになります。後悔します。敵意が芽生えるかもしれません。でも、その出来事を引きずりません。自分自身の感情や行動を積極的にコントロールするように努めることで、より建設的な時間を過ごせるようになりました。

過去に1度、この本を妻に勧めたことがあります。妻が第1章を読み始めたことは知っていますが、僕の視点からは変化が見られませんでした。ですが、妻が変わろうが変わらなかろうが、どちらでも良いと思っています。どちらにせよ、妻がそれを選択したというだけのことですから。

第1の習慣を逆説的に読めば、自分をコントロールすることはできますが、他人を変えることはできません。自分が妻と良い家庭を築きたい願うのであれば、その気持ちをもって妻と接し続けるだけです。万一妻がそれに応えてくれなくなったとしても、その気持ちで接すると決めて行動したのは自分自身。自分の生き方は自分で決め、その責任を取るのも自分自身。主体的であれ、という教示はそういうことだと、僕は理解しています。