妻依存男性のブログ

30代会社員。妻・旅行・ゲーム・腕時計が好き

中国の現在

中華人民共和国の沿岸地域は今や、日本よりも先進的であると言っても過言ではないほど発達している、と聞きました。

中国と聞いて僕がすぐにイメージしたのは、国土面積や人口、GDPといった指標に示されるように大国であること、その経済成長とともに発生した環境問題や格差、製品の品質といった課題です。今挙げたこれらの項目のうちの多くを改めて整理し直さなければなりません。

中国の人口が世界で1番多いということはつい最近まで世界の常識でしたが、2023年の統計データによれば、世界一の人口を有する国はインドになっています。一人っ子政策(現在は撤回されている)で人口を減らす取り組みをしていることは知っていましたが、小学校で教えられた「人口数で世界一の国は中国」でなくなる日が来ることを最近までイメージできませんでした。小学校で習ったといえば、世界で2番目にGDPが大きい国は日本でした。今は世界2位のGDPは中国なので、小学校の教科書も改訂されていることでしょう。

中国の経済成長の裏側で発生している環境問題について、無縁になったとまでは言えないでしょうが、改善されているのは事実です。近年は一時期話題になったPM2.5の観測量も減り、都心でも青空が見られるほど大気汚染が緩和されているようです。

中国製品の品質も向上しており、携帯電話や自動車など中国ブランドの高性能品が数多く出回る一方で、中国人ワーカーの賃金も着実に上がってきています。そのためか、中国製の品物は安くて品質に難あり、という話を僕の周りでは聞かなくなりました。ただ、しっかりと調べてはいませんが、沿岸部と内陸部とで中国国内の格差はさらに広がっているようです。

以前は日本で中国人観光客の「爆買い」が見られ、トレンドにもなりましたが、今では中国国内外で爆買いする様子を見ることはないでしょう。中国では電子決済が日本よりも進んでおり、オンラインショッピングが当たり前になっています。都心では現金を使えるお店の方が少ないんだとか。

世界各国の今昔を知るとたくさんの驚きや発見があります。自分もそれだけ長く生きてきたんだなあ、というのが30代の若輩者の感想です。