中野へ行った際、すれ違った外国人の男女2人組が、閉まっている腕時計のお店を見て、英語で「このお店は開いてないね」と言い、そのまま中野ブロードウェイの方へ歩いて行きました。英語圏の人たちが日本の腕時計店を訪れていることを目の当たりにし、日本の時計市場や円安のことを考えさせられました。
近年腕時計の価格は上昇の一途をたどっていますが、世界的にみれば日本市場における価格はまだ安い方なのだとか。つまり、物価や人件費の上昇だけではなく、海外市場価格とバランスを取ることも値上げの理由になっているということです。
少し話がそれますが、最近は円安が続いています。海外の観光客が日本へ来たなら、円安を利用してお得に買い物をすることを検討するでしょう。中野ですれ違った2人も、きっと同じ考えだったのではないでしょうか。
今後為替がどうなるかはわかりませんが、インフレは続くと思っています。つまり多くのものは「今が1番安い」。それを免罪符に、今すぐ好きなものを好きなだけ買えたらいいのですが…残念ながらそれはできませんね。地道に働いて、コツコツお金を貯めて、欲しいものを買えるように頑張ります。
