家族3人でカフェに入った時のこと。妻はメニューの看板をざっと見て「ジェノベーゼが食べたい」と僕に伝え、そのまま娘と一緒に席の確保に向かってくれました。僕も看板を一瞥し、好物のたらこや鮭が使われている和風パスタを注文することに決めました。
僕はレジに並び、いざジェノベーゼを注文しようとしましたが、その文字はメニュー表のどこにもありません。僕はジェノベーゼがなんのことだか、その時わかっていませんでした。ですが、てっきりメニュー表に書かれているものだろうと思っていたので、当てが外れて動揺していました。
結局僕は、ちょっとドキドキしながら「ジェノベーゼのパスタをください」と注文し、店員さんが「このバジルソースのパスタですか?」と聞き返してくれたため、「それで!」と注文して事なきを得ました。
僕だったら絶対にメニューに書かれている名前で相手に伝えますが、妻はそうではなかったようです。また、僕はジェノベーゼがなんのことかわからなくても推測で行間を埋めて行動してしまいますが、妻だったらきっとその場で確認をとることでしょう。
こうした考え方や感覚の違いが度々あって、妻と過ごす時間はオモシロイです。心がざわざわとさせられることもありますが。